洪水大陸を呑む
こうずいたいりくをのむ
初出:「まひる」1947(昭和22)~1948(昭和23)年頃(掲載年月日不詳)
海野十三約16分
SF的想像力少年の日常自己認識懐古軽妙静謐
書き出し
ふしぎな器械「ぼく、生きているのがいやになった」三四郎が、おじさんのところへ来て、こんなことをいいだした。「生きているのがいやになったって。これはおどろいたね。子供のくせに、今からそんなことをいうようじゃ心ぼそいね。なぜそう思うんだい」しらが頭に、度のつよい近眼鏡をかけた学者のおじさんは、本から目をはなして、たずねた。「だって、ちっともおもしろいことがないんだもの」「ふん、なるほど」「おなかはいつ…
2018/04/30
77c7783a2172さんの感想
同著者の「海野十三敗戦日記」で、著者は第二次大戦で日本がもう負けだと分かると、自決をしようとしたというエピソードがあった。 そのような事実を知ると少し安っぽさのあるラストも見方が変わった。希望を捨てずに死なずに生きた人間の言葉としてとらえたい。
2016/06/27
3827ddee843eさんの感想
アトランティス人を、戦争で亡くなった方に置き換えて読んでみる。 反戦小説ではないが、平和を尊う作品である。
2016/06/26
YELLOWテントマンさんの感想
星に反射して帰ってきた光で一万年前の様子を観る発想が素晴らしい。理屈の上では可能。子供向けの話だけど、無理やり良い話で終わっている。
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