たばたにっき
書き出し
〔八月〕二十七日朝床の中でぐずついていたら、六時になった。何か夢を見たと思って考え出そうとしたが思いつかない。起きて顔を洗って、にぎり飯を食って、書斎の机に向ったが、一向ものを書く気にもならない。そこで読みかけの本をよんだ。何だかへんな議論が綿々と書いてある。面倒臭くなったから、それもやめにして腹んばいになって、小説を読んだ。土左衛門になりかかった男の心もちを、多少空想的に誇張して、面白く書いてあ…
木蔭の椽
僕の帽子のお話
ゆく雲
19双之川喜41さんの感想
藤岡蔵六が 芥川の顔 は 三角定規を 逆さにしたような顔だと いうくだりでは 吹き出した。 写真で見ると まったくその通りで こういうのを 言い得て妙と言うのかも知れないと感じた。