青空文庫

「空車」の感想

空車

むなぐるま

初出:「東京日日新聞」「大阪毎日新聞」1916(大正5)年5月6日、7日

鴎外6
創作背景文体実験言語の構造分析的厳粛

書き出し

むなぐるまは古言である。これを聞けば昔の絵巻にあるような物見車が思い浮かべられる。すべて古言はその行われた時と所との色を帯びている。これをそのままにとって用いるときは、誰もその間に異議をはさむことはできない。しかしそうばかりしていると、そのことばの用いられる範囲がせばめられる。この範囲はアルシャイスムの領分を限る線によって定められる。そしてそのことばは擬古文の中にしか用いられぬことになる。これは窮

2026/02/13

艚埜臚羇1941さんの感想

  タクシーが 空車で 商売 あがったりの 話しかと 早合点 する人がいても 責める ことは できない。鴎外は 王子製紙に 向かう 車が 迎え 車で まだ 何も 積んで いないのを 見て 勝手に 想いを めぐらす。詩感は 語感から 始まることに 気付いた。

2016/02/24

3e9c4b240bacさんの感想

大通りを行く大八車もどき(笑)に、なぜか古文調の名前をつける森鴎外(笑) からぐるま、では雰囲気違う感じだから、むなぐるま。ですって。 うーん…わからんwww こういうセンスってきっと幼い頃から漢文古文に慣れ親しんだ森鴎外オリジナルのものなんだろうなー。

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