青空文庫

「仮名遣意見」の感想

仮名遣意見

かなづかいいけん

初出:「臨時假名遣調査委員會議事速記録」1909(明治42)年1月

鴎外51
学問的考察文壇交友言語の構造分析的厳粛

書き出し

私は御覽の通り委員の中で一人軍服を着して居ります。で此席へは個人として出て居りまするけれども、陸軍省の方の意見も聽取つて參つて居りますから、或場合には其事を添へて申さうと思ひます。最初に假名遣と云ふものはどんなものだと私は思つて居るか、それから假名遣にはどんな歴史があるかと云ふことに就て少し申したいのであります。既に今日まで大槻博士、藤岡君等のやうな老先生、それから專門家の芳賀博士等が斯う云ふ問題

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