水仙月の四日
すいせんづきのよっか
初出:「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
宮沢賢治約15分
季節の移ろい童話的ファンタジー自然と人間の冥通叙情的幽玄静謐
書き出し
雪婆んごは、遠くへ出かけて居りました。猫のやうな耳をもち、ぼやぼやした灰いろの髪をした雪婆んごは、西の山脈の、ちぢれたぎらぎらの雲を越えて、遠くへでかけてゐたのです。ひとりの子供が、赤い毛布にくるまつて、しきりにカリメラのことを考へながら、大きな象の頭のかたちをした、雪丘の裾を、せかせかうちの方へ急いで居りました。(そら、新聞紙を尖つたかたちに巻いて、ふうふうと吹くと、炭からまるで青火が燃える。ぼ…
2024/12/08
時間旅行者さんの感想
賢治の言葉が胸にストンと落ちてくる そして吹雪の表現 雪童子や雪狼、雪婆んごの動きを軸にしたアニメーションのよう 光景がまざまざと浮かび上がってくる 本当に良い作品
2024/07/18
8eb05d040692さんの感想
幻想的菜描写がとても良い
2024/02/26
d_AIRainさんの感想
シンプルで綺麗
2022/06/03
9addaa1036a1さんの感想
文字なのに大パノラマ。 のように美しい。
2021/11/20
karinoさんの感想
結局、タイトルの意味が不明だったけど、岩手の人は分かるのだろうか?方言が良かった。
2020/12/07
19双之川喜41さんの感想
雪婆んご 雪わらす。 砂糖菓子。 カリメラ焼きは 昔 手作りで 食べた思い出がある。 綿菓子は 祭りのお馴染み。 少し散漫かなと思うけれど 景色は 目にうかぶ。 ビール色の日光には 笑った。左利きか。
1 / 0