青空文庫

「黄いろのトマト」の感想

黄いろのトマト

きいろのトマト

宮沢賢治22
古典の翻案喪失と記憶童話的ファンタジー叙情的怪奇憂鬱

書き出し

博物局十六等官キュステ誌私の町の博物館の、大きなガラスの戸棚には、剥製ですが、四疋の蜂雀がいます。生きてたときはミィミィとなき蝶のように花の蜜をたべるあの小さなかあいらしい蜂雀です。わたくしはその四疋の中でいちばん上の枝にとまって、羽を両方ひろげかけ、まっ青なそらにいまにもとび立ちそうなのを、ことにすきでした。それは眼が赤くてつるつるした緑青いろの胸をもち、そのりんと張った胸には波形のうつくしい紋

2024/02/29

d_AIRainさんの感想

とても哀しいけど何かが心に残る話

2019/10/27

19双之川喜41さんの感想

 トマトを サーカスの入場料代わりに使って 失敗する。 いわば 狂言回し役は 蜂雀なのだけど「可愛そうなことをした。」が口癖で 終わり迄 このセリフを多用して 話しを引っ張り 勿体をつけるのが 微笑ましいと感じた。

2017/07/04

7ab693fc7bb3さんの感想

子どもの頃、大事に仕舞っていた宝物を他人から見ればガラクタだった。という事が多々有り、恥ずかしい思いをしたことを想い出した。誰かトマトの価値を認めてくれれば良いのに。

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