青空文庫

「山鴫」の感想

山鴫

やましぎ

初出:「中央公論」1921(大正10)年1月

文壇交友歴史的人物の描写静謐叙情的回顧的

書き出し

千八百八十年五月何日かの日暮れ方である。二年ぶりにヤスナヤ・ポリヤナを訪れた Ivan Turgenyef は主の Tolstoi 伯爵と一しよに、ヴアロンカ川の向うの雑木林へ、山鴫を打ちに出かけて行つた。鴫打ちの一行には、この二人の翁の外にも、まだ若々しさの失せないトルストイ夫人や、犬をつれた子供たちが加はつてゐた。ヴアロンカ川へ出るまでの路は、大抵麦畑の中を通つてゐた。日没と共に生じた微風は、

2019/10/31

19双之川喜41さんの感想

 トルストイが 強硬に 山鴫を撃ち落としたと言い張るのに 猟犬も子供達も 獲物を見つけられないので 頑固な二人の翁は 反目しあって晩餐の時も朝食の時も 気まずい雰囲気が流れてしまった。 トウルゲネフにたいしては 仲直り出来たのでしょうか。 余談 ガルシンの「赤い花」は昔読んだような気が してくる。

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