青空文庫

「殺人鬼」の感想

殺人鬼

さつじんき

初出:「名古屋新聞」1931(昭和6年)4月~12月

浜尾四郎682
作家の日常奇人描写文壇交友叙情的軽妙

書き出し

美しき依頼人1二、三日前の大風で、さしも満開を誇つた諸所の桜花も、惨ましく散りつくしてしまつたろうと思われる四月なかばごろのある午後、私は勤先の雑誌社を要領よく早く切り上げて、銀座をブラブラと歩いていた。どこかに寄つてコーヒーでも一杯のんで行こうか、いや一人じやつまらない、誰か話し相手はないか、とこんな事を考えながら尾張町から新橋の方に歩いて行くと、ある角で突然せいのひどく高い痩せた男にぶつかつて

2021/06/26

aef838d9c03dさんの感想

因果物は大抵ワケがわからなくなるもんなんですが、この作品は時期を異にした二重の因果物にしているのでますますわけのわからないものになってます。

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