青空文庫

「芥川竜之介歌集」の感想

芥川竜之介歌集

あくたがわりゅうのすけかしゅう

恋愛観の相対化死の受容静謐叙情的孤絶憂鬱

書き出し

目次紫天鵞絨/桐/薔薇/客中恋/若人/砂上遅日紫天鵞絨やはらかく深紫の天鵞絨をなづる心地か春の暮れゆくいそいそと燕もまへりあたゝかく郵便馬車をぬらす春雨ほの赤く岐阜提灯もともりけり「二つ巴」の春の夕ぐれ(明治座三月狂言)戯奴の紅き上衣に埃の香かすかにしみて春はくれにけりなやましく春は暮れゆく踊り子の金紗の裾に春は暮れゆく春漏の水のひゞきかあるはまた舞姫のうつとほき鼓か(京都旅情)片恋のわが世さみし

2016/06/07

caa946496583さんの感想

死がつきまとっている感があるが、麦の青々さをうたった句には、一種の恍惚感さえ感じる

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