青空文庫

「金鳳釵記」の感想

金鳳釵記

きんぽうさいき

古典の翻案喪失と記憶歴史的人物の描写叙情的回顧的

書き出し

崔興哥は春風楼を目的にして来た。そこには彼の往こうとしている呉防禦という富豪の家があった。少年の時、父に伴われて宣徳府へ行ったきりで、十五年間一回もこの揚州へ帰ったことのない興哥は、故郷とはいえ未知の土地へ来たと同じであった。彼は人に訊き訊きして、もう陽の落ちる頃、やっと呉防禦の家へ著いた。表門を入って中門の前へ往ったところで、下男が門を締めようとしていた。興哥は手をあげて下男を招いた。「わしは、

2016/10/31

652a80165a76さんの感想

死んだ許嫁の魂が妹の体に入り一年夫婦として暮らした話。 死んでも思いを絶ち切れない縁とは不思議なものですね。 その上妹と結婚させるし。 幽霊の心情とはいかばかりぞ?

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