どうそもんどう
初出:「大阪朝日新聞夕刊」1917(大正6)年1月
書き出し
天王寺の別当、道命阿闍梨は、ひとりそっと床をぬけ出すと、経机の前へにじりよって、その上に乗っている法華経八の巻を灯の下に繰りひろげた。切り燈台の火は、花のような丁字をむすびながら、明く螺鈿の経机を照らしている。耳にはいるのは几帳の向うに横になっている和泉式部の寝息であろう。春の夜の曹司はただしんかんと更け渡って、そのほかには鼠の啼く声さえも聞えない。阿闍梨は、白地の錦の縁をとった円座の上に座をしめ…
LOS CAPRICHOS
怠惰屋の弟子入り
真景累ヶ淵
8eb05d040692さんの感想
書いてあることは難しいが早い話、イラッとした。かな
サキトさんの感想
「黙れ。」の一言が印象に残り、また、まだ続きそうな問答を聞いていたかった。