青空文庫

「高見順」の作品

高見順

たかみじゅん

生年:1907-01-30没年:1965-08-17

如何なる星の下に

いかなるほしのもとに

初出:「文藝」1939(昭和14)年1月号~1940(昭和15)年3月号

310
2021/07/13

59b0ddf6e8ebさんの感想

根底には、人間の陰の面が、登場人物を介して、折り重ねられて描かれています。しかし、悲劇ではなく、どちらかと言えば、喜劇のようにも感じられる作品です。読みやすく、面白い作品です。浅草界隈の風俗、文化や芸能芸術に携わる人間の裏事情を、作者の目を通して見ることができます。作中に出てくる店や劇場の風景を、現在の浅草六区に見ることは、難しいですが、国際通りから合羽橋通りの辺りーー肉の今半や泥鰌の飯田ーーは、まだ面影を残しているようです。本作品に目を通されて浅草、田原町界隈を散策されると面白いかも知れません。

仏像とパゴダ

ぶつぞうとパゴダ

初出:「共榮圈文化 ビルマ」陸軍美術協會出版部、1944(昭和19)年2月15日

7
2018/08/21

b26904b88bbaさんの感想

長い年月を経て、辿り着いたものは、仏教だけでなく全てに及んでいます。形式美にこだわるよりも、本質、真理にこだわることこそ、大切だと思いました。

いやな感じ

いやなかんじ

初出:「文学界」1960(昭和35)年1月~1963(昭和38)年5月

747
2025/08/11

艚埜臚羇1941さんの感想

  斬首の 情景の 描写が 我慢 ならない ほど 残虐 無比で 反射過敏の 身としては 耐えがたい ものが あった。表題は その 生々しい ありさまを 指しているけど 嫌な 感じで すますのは いかがな ものかと つくづく 想った。読むべき ではないとも 感じた。

死の淵より

しのふちより

初出:老いたヒトデ「風景」1963(昭和38)年11月号

44
2019/02/21

8e46b5bc1c6aさんの感想

青春の健在は、爽やかにそして切なくなり、もうなにも望まないは、決してやけではなく希望も絶望も越えた悟りの気がしてなりません。ものすごく命を感じさせる作品。

かなしみ

かなしみ

初出:不明

7
2020/09/03

19双之川喜41さんの感想

 乳児を連れた家族は  車中でよく見かける風景であるけど 高見の目を通して見ると どの様に表現されるかという話である。 乳呑み子が母親の着物の襟をしゃぶる場面 のけぞる場面  他の乗客に興味を持つところ そして赤ん坊が泣いても関心を示さない 若い夫の様子を 実に巧みに描写していると感じた。

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