グリュックスブルグ王室異聞
グリュックスブルグおうしついぶん
初出:「小説新潮」1954(昭和29)年9月〜10月
約192分
2e170293a285さんの感想
何の気なしに読み始めたのが命取り。
大変読みやすい探偵小説です。
読者に推理を委ねるような、推理小説ではありません。
例えて言うならデンマークを舞台にした火サスかな?
小作品ながら主人公の女性探偵、イングリード・アイネスが大変魅力的で、現代作家なら連作になっていたはずだと思います。
旅先の移動中、仕事を終えての家中でのひととき、そんな、何となく暇な時間をもて余してしまった紳士淑女にお薦めします。