青空文庫

「牧野富太郎」の作品

牧野富太郎

まきのとみたろう

生年:1862-05-22没年:1957-01-18

利尻山とその植物

りしりざんとそのしょくぶつ

初出:「山岳 一の二」1906(明治39)年6月

28
2025/08/10

艚埜臚羇1941さんの感想

  避難場所として とりあえず 腰から 上だけ 潜り 込める ようなものを 作り上げると そこに 身を 潜めた けれど 寒くて 仕方が ない。そこで 低灌木を かき集めて 焚火を すると その 様子が 麓から 望見できたので 事情を 知らない 人たちは 不思議に思い うわさしあって いたという。きつね火とでも 思われたのかも しれない。利尻 なんとか という 植物が 多く 固有種が 豊富なのが 知れた。牧野先生は 登山家でも あった ようだ。

私の信条

わたしのしんじょう

初出:「世界」岩波書店、1953(昭和28)年

5
2023/05/23

ネモフィラさんの感想

高尚な魂に行動力。尊敬します。

植物一日一題

しょくぶついちにちいちだい

初出:不明

406
2019/10/30

19双之川喜41さんの感想

 練馬区で 散歩される 牧野氏をお見かけしたことがある。 一途な感じの紳士であった。 どこから読んでも楽しいし 挿し絵などが豊富な力作である。 博学で 古資料にも詳しく 東大の教授連の苛めは むしろ 彼等の劣等感によると 思ってしまうのである。

植物知識

しょくぶつちしき

初出:不明

141
2015/12/18

0e891017c650さんの感想

観賞用や果物として馴染み深い植物の形や来歴について、著者の考察を交えながら軽快な筆致で書かれている。一種の紹介文毎に、筆者の描いたイラストつきである。若干のデフォルメがあるが、それがイラストの味わいを増している。 最後の10ページが印象深い。植物学の大家として、一つの学問分野に人生を注いだ著者の博愛が伝わってくる。学問を突き詰めるということは、このような真理に近づくための修行の道の一つなのだろう。

風に飜へる梧桐の実

かぜにひるがえるごとうのみ

初出:不明

4

寒桜の話

かんざくらのはなし

初出:不明

9
2025/07/16

艚埜臚羇1941さんの感想

  牧野先生の 散歩姿は 東京 練馬の 辺りで その昔 良く おみかけした。寒桜と 緋寒桜を 熱海 あたりに 上下 左右に  まとめて 植栽すると 花期は ずれるし 色彩が 際立つので 観光資源としても 望ましいと 強調される。実現された 計画なのか よく知らないけど 花で 観光地を 飾る などは 好ましいと 感じた。

火の玉を見たこと

ひのたまをみたこと

初出:不明

3

若き日の思い出

わかきひのおもいで

初出:不明

6
2022/03/06

cdd6f53e9284さんの感想

祥伝社から出版された朝井まかての新刊「ボタニカ」は、牧野富太郎の生涯を描いた長編小説だ。 評判もいい。 それに、本書を紹介した書評というのも、簡にして要領を得た秀逸な文章だったので、ここをメモ帖代わりに書き留めさせていただく。 ずいぶん勝手な話だが、お許し願う。 「土佐の造り酒屋の家に生まれた牧野は、その一念で植物学を独学で学び、やがて学究生活に入っていく。 牧野の生き方は、とても世渡り上手とは言えないだろう。 研究や書籍に惜しみなく金を注ぎ込み、生家の家業は傾いていく。 学位を気にせずに、出版活動にいそしむ姿勢は独善的と受け取られ、大学の先達の怒りを買うこともあった。 子供のように無邪気に研究に打ち込み、時には周囲を振り回す人物。 植物が語りかける幻想的な場面を交えながら、著者は軽やかにその光と影をつづっていく。 周囲との軋轢を恐れず、信じる道を突き進む牧野には、何に対しても忖度しない強さがある。」

アケビ

アケビ

初出:不明

8
2021/01/01

19双之川喜41さんの感想

 アケビの名の由来は  欠伸(あくび)という説もあるけど 女陰 から来たというのが  大勢らしい。 「 女客アケビの前で横を向き。」 アケビには ① 五葉 ②三葉があり  バスケットは 三葉から 作ると言う 。 東京▫練馬の ご自宅あたりを 散歩する 先生のお姿が 彷彿とすると感じた。

カキツバタ一家言

カキツバタいっかげん

初出:不明

15

ムジナモ発見物語り

ムジナモはっけんものがたり

初出:不明

6
2018/10/15

大宇宙の少年さんの感想

この人がムジナモを見つけて名前をつけたと知って驚きました。 日本で天然のものは絶滅していますが、今では埼玉県羽生市の宝蔵寺沼というところで栽培されたものが生息しています。 さいたま水族館で実物を見ることもできますよ!

植物記

しょくぶつき

初出:不明

425

牧野富太郎自叙伝

まきのとみたろうじじょでん

01 第一部 牧野富太郎自叙伝

初出:不明

143
2023/04/18

たまやさんの感想

様々な箇所で発表されたものを一冊にまとめたつくりになっていますので内容に重複も多く時系列がいったりきたりのところもあります。それをもっても余りある面白さなので朝ドラ『らんまん』で牧野富太郎に興味を持たれた方はぜひご一読を。ドラマとの違いや同一部分を追うのも楽しいです。 個人的にはこの次にまとめられている第二部のほうが好きです。個人史よりも人となりに興味を持たれている場合はそちらを先に読まれてもいいかも。

牧野富太郎自叙伝

まきのとみたろうじじょでん

02 第二部 混混録

初出:不明

99
2023/04/18

たまやさんの感想

牧野富太郎博士のお人柄が存分に味わえる第二部。 自由きままで忖度のない随想の数々に思わずクスリとなってしまいます。 博士が若き日、植物学を志すにあたり自らに記した15の心構え、赭鞭一撻(しゃべんいったつ)の原文もここにあります。これは必見。 これから学問を志す若い人がこの本を手に取ることを願います。

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