青空文庫

「忘れ形見」の感想

忘れ形見

わすれがたみ

若松賤子21
喪失と記憶回顧的少年の日常歴史的人物の描写叙情的孤絶静謐

書き出し

How kind, how fair she was, how good,I cannot tell you. If I could,You too would love her.Procter : "The Sailor Boy."ミス、プロクトルの“The Sailor Boy”という詩を読みまして、一方ならず感じました。どうかその心持をと思って物語ぶりに書綴って見ましたが、元より小説などいう

2024/04/24

19双之川喜41さんの感想

 叔父の 徳蔵が 面倒(めんどう)を見てくれ 時おり 高貴(こうき)な御婦人に 御目通り するような 日々を送る 少年は 船乗りに 成りたいと 日頃 考えている。少年の 心の動きが 婦人との対話を とうして 描写され 哀感(あいかん)に 充ちており 少しだけ 趣があると 感じた。

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