1e8fb27bb886さんの感想
仕草についての描写と、伽藍のような書斎、という表現が気に入った。また、ストーリーに関しては、文鳥の美しさ、漱石のずぼらさなどが見えて「笑える」タイプの通俗小説であったと思う。最後のシーン以外は。また、三重吉という人物についての評価も文中を通して変わっていった。それは、漱石が読者にそう読むように仕向けているのだろうか?と考えた。 漱石の美しい文章と笑える話、そして自虐的なところが好きだ。
90c16b61f9a8さんの感想
自分も似たようなことがありました。 熱が出て餌をやり忘れて死なせてしまった、でもそれは親が餌をやり忘れたせいだと。 そう思うことで罪悪感を無くそうとしたんですよね、卑怯でしょう。 でも、それでも消える訳もなくて、 亡くなって10年ほど経ちますが未だに 残っています。 人って勝手だなって思います。
19双之川喜41さんの感想
三重吉から すすめられて 漱石は 文鳥を飼うことにした。 鳥の仕草をみて 昔の女たちを 思い出したりする。 鳥のあらわしかたが 写生のようで 巧みであると 感じた。 漱石は 餌やりを忘れて 鳥を 死なせてしまい 人のせいにして 三重吉に 手紙を出して 言い付ける。 思わず 哄笑してしまった。
gnosaさんの感想
何事も責任感は大切だよな。
雁は雲のなかにいてさんの感想
読み終えた時、なんとも言い難いものが残った。 面倒くさがりな人間の本性が表れている気がする。私が文鳥ならば、漱石には飼われたくないけれど。きっと、三重吉に飼われた文鳥は幸せだろうな。 生き物を飼う前に読んで欲しい。
雷羅さんの感想
この話は高校生の時に読んだきりだけれど、相変わらず少しだけもの悲しくて、ちょっとした虚しさがある。 主人公はけして、文鳥に愛がなかったわけではない。ただ、なんとなく飼わされた文鳥に対して、少し怠惰で、少し無関心であったと言うだけで。 きっと仕様のない結末だったのだろうと思う。そんな、ちょっとだけ虚しい、文鳥と過ごした日々である。
d6f30ec0cc03さんの感想
素晴らしかった。文鳥の儚い命が哀れでありました。動物は飼い主の愛情を感じて生きているのだと、痛感しました。
読書好きポメラニアンパルさんの感想
鳥好きの私にとっては胸の痛む作品であった。
芦屋のまーちゃんさんの感想
NHKで昨日、漱石のドラマをやっていたのでこの作品を読んでみた。 文鳥が死ぬシーンでは妻を怒鳴りつけ、文鳥のために葬式をする、とまで言い出す。この作品の原稿を見たいと妻が言うが、漱石は断固として許さない。 文鳥は昔の女を思い出すことを妻には知られたくないのか。 前にもどこかで書いたが、小説家は作品だけが評価の対象であって私生活は関係しない。漱石ほどの大家でも例外でない。
156_shiさんの感想
しっかりとした責任感、持続する責任感を持った人でなければ生き物を飼うべきではない。 僕自身生き物を飼うことにに苦い経験があるせいか、この結末に痛い気持ちになった。 短く読みやすく分かりやすく、反面教師となりえる道徳で、子供の頃に読みたかった。