青空文庫

「虫干し」の感想

虫干し

むしぼし

下宿生活下町風土回顧的季節の移ろい家族不和叙情的静謐

書き出し

海の南風をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す熱気のために、却って蒸暑い時もあるのでした。そうした夜は寝床にうすべりを敷き、私たちも大人の真似をしてひとしきり肩に濡手拭をあてて寝む事もあるのでした。けれどそれも八月頃のことで、九月も終り頃からは、朝あけや、夕方の空は、露っぽい蒼さに澄んでくるのでした。そのうち日中でも秋の爽やかな風が通う頃になります

2015/12/22

b6226aa70d42さんの感想

何だかほっこりする

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