青空文庫

「道」の感想

みち

――ある妻の手紙――

――あるつまのてがみ――

水野仙子61
孤絶病中苦悩静謐叙情的憂鬱

書き出し

一まだ九月の聲はかゝらぬのに、朝夕のしんめりとした凉しさは、ちようど打水のやうにこの温泉場の俗塵をしづめました。二三日このかたお客はめつきりと減つて、あちこちの部屋にちらりほらりと殘つてゐる浴衣の人は皆申し合せたやうにおとなしくしてゐます。煙管を煙草盆に叩く音や、女中を呼ぶ手の音や、鈴の音が、絶間なく響く谿流の中に際立つてほがらかに聞えるのも、空虚になつた宿のしづかさを語つてゐます。これでやうやく

2022/03/11

19双之川喜41さんの感想

 1行の真実を伝えるために  百ページを 要すると言う 言葉があるけど よくわからない小説だと思ってしまった。 同じ屋根の下に住んでいて 夫に恋文ようなものを書き  それを お手伝いさんに届けさす  なんぞは  どんな効果を狙っているのか  謎であると感じた。

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