まほうびん
書き出し
一峰は木の葉の虹である、谷は錦の淵である。……信濃の秋の山深く、霜に冴えた夕月の色を、まあ、何と言はう。……流は銀鱗の龍である。鮮紅と、朱鷺と、桃色と、薄紅梅と、丹と、朱と、くすんだ樺と、冴えた黄と、颯と點滴る濃い紅と、紫の霧を山氣に漉して、玲瓏として映る、窓々は恰も名にし負ふ田毎の月のやうな汽車の中から、はじめ遠山の雲の薄衣の裾に、ちら/\と白《…
小春の狐
翔び去る印象
梓川の上流
19双之川喜41さんの感想
題意を 小賢しげに 詮索しても 徒労に終わることが 読了してから 判った。 信州の 中央線本線の 紀行文らしいけど 詩情溢れる描写は そこそこ楽しめると感じた。