青空文庫

「種山ヶ原」の感想

種山ヶ原

たねやまがはら

宮沢賢治25
少年の日常歴史的背景静謐厳粛叙情的懐古

書き出し

種山ヶ原といふのは北上山地のまん中の高原で、青黒いつるつるの蛇紋岩や、硬い橄欖岩からできてゐます。高原のへりから、四方に出たいくつかの谷の底には、ほんの五六軒づつの部落があります。春になると、北上の河谷のあちこちから、沢山の馬が連れて来られて、此の部落の人たちに預けられます。そして、上の野原に放されます。それも八月の末には、みんなめいめいの持主に戻ってしまふのです。なぜなら、九月には、もう原の草が

2024/02/29

d_AIRainさんの感想

夢の描写が滑らか

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