青空文庫

「鷺と鴛鴦」の感想

鷺と鴛鴦

さぎとおしどり

下町風土文学不信自己認識内省的軽妙

書き出し

二三年前の夏である。僕は銀座を歩いてゐるうちに二人の女を発見した。それも唯の女ではない。はつと思ふほど後ろ姿の好い二人の女を発見したのである。一人は鷺のやうにすらりとしてゐる。もう一人は——この説明はちよつと面倒である。古来姿の好いと云ふのは揚肥よりも趙痩を指したものらしい。が、もう一人は肥つてゐる。中肉以上に肥つてゐる。けれども体の吊り合ひは少しもその為に損はれてゐない。殊に腰を振るやうに悠々と

2023/11/23

鍋焼きうどんさんの感想

美を渉猟する芥川の幻滅が目に見える。遠目に鑑賞するだけにすればよかった。残念。

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