青空文庫

「点心」の感想

点心

てんしん

作家の日常回顧的文学批評分析的静謐

書き出し

御降り今日は御降りである。尤も歳事記を検べて見たら、二日は御降りと云はぬかも知れぬ。が蓬莱を飾つた二階にゐれば、やはり心もちは御降りである。下では赤ん坊が泣き続けてゐる。舌に腫物が出来たと云ふが、鵞口瘡にでもならねば好い。ぢつと炬燵に当りながら、「つづらふみ」を読んでゐても、心は何時かその泣き声にとられてゐる事が度々ある。私の家は鶉居ではない。娑婆界の苦労は御降りの今日も、遠慮なく私を悩ますのであ

2021/01/13

19双之川喜41さんの感想

 食い物の話ではなくて いろいろな断章を集めたくらいの 意である。 ビアスの話しは 翻訳物が まだ出ていない頃が あったんだと 新鮮に感じた。 子守りが 蓮で日陰をつくりつつ すれ違ったようすは 心に残ると感じた。

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