青空文庫

「雪たたき」の感想

雪たたき

ゆきたたき

幸田露伴80
孤絶歴史的人物の描写歴史的背景懐古緊迫静謐

書き出し

上鳥が其巣を焚かれ、獣が其窟をくつがえされた時は何様なる。悲しい声も能くは立てず、うつろな眼は意味無く動くまでで、鳥は篠むらや草むらに首を突込み、ただ暁の天を切ない心に待焦るるであろう。獣は所謂駭き心になって急に奔ったり、懼れの目を張って疑いの足取り遅くのそのそと歩いたりしながら、何ぞの場合には咬みつこうか、はたきつけようかと、恐ろしい緊張を顎骨や爪の根に漲らせることを忘れぬであろう。応仁、文明、

2020/12/04

19双之川喜41さんの感想

 露伴の美学は 妙に 意固地に こだわる男にあるらしく 読み手は そんな笛は返してしまえと思うけど 返さない。 丹下左膳まで 動員されて 苛々させられるけど 面白いと感じた。

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