若き時代の道
わかきじだいのみち
初出:「関西学院新聞」1937(昭和12)年5月20日号
宮本百合子約6分
下層階級の描写思想と実生活文学不信歴史的背景分析的回顧的鬱屈
書き出し
人間として何か意味のある生活を生きぬきたいという極めて自然な望みと、現代の社会で私たちが生活して行かなければならないための生活の形というものとの間に、今日は実に深い矛盾がある。明治時代は、学校で学問をすることと、社会に出てからその蘊蓄を傾けて立派な人間的活動をすることとは、少くとも或る程度までは一致して考えることが出来ていた。現在はそうでない。いかに生きるべきかという問題の内容は非常に複雑であって…
2021/07/01
bc43847ac151さんの感想
学生時代と社会人以降は区切って表現されるけど、確かに学生時代も社会に生きていることに違いないと思った。
2018/09/29
大宇宙の少年さんの感想
叱咤激励されているような気がしました。自分が時代をつくりつつあるという感覚を持っている人がどれだけいるのでしょうか、少なくとも私にはありません
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