青空文庫

「余と万年筆」の感想

余と万年筆

よとまんねんひつ

作家の日常文明開化金銭と人間関係分析的懐古軽妙

書き出し

此間魯庵君に会った時、丸善の店で一日に万年筆が何本位売れるだろうと尋ねたら、魯庵君は多い時は百本位出るそうだと答えた。夫では一本の万年筆がどの位長く使えるだろうと聞いたら、此間横浜のもので、ペンはまだ可なりだが、軸が減ったから軸丈易えて呉れと云って持って来たのがあるが、此人は十三年前に一本買ったぎりで、其一本を今日まで絶えず使用していたのだというから、是がまあ一番長い例らしいと話した。して見ると普

2025/04/02

8eb05d040692さんの感想

無理に使わなくてもと思うけど…

2019/10/27

19双之川喜41さんの感想

 商売道具について 語る。 弘法筆を選ばず で無頓着なところが 好感がもてる。 「彼岸過迄」は ペンとペン軸で執筆したとある。

2017/01/29

1e01cbf0f4fdさんの感想

万年筆が好きな人には是非おすすめ。 偉大な文豪が我々庶民と同じように丸善でペリカンを買っているという光景を思い浮かべると、なんだかとても親近感を感じる。

2016/10/20

a9ad89fee27dさんの感想

夏目先生の万年筆論。ペリカンを酷使するけど、ペリカンも先生に冷たくし原稿は汚れる。使いこなせなかった万年筆に若干の未練が残る先生が次に手にするはオノト。全ての「万年筆狂い」に贈りたいエッセイです。

2016/10/06

ayameさんの感想

漱石はおちゃめな作家だと思った。親戚からの万年筆を器械体操のまねをして壊したとありますが、どういうことでしょう?

2016/10/06

a3597077a8c4さんの感想

ブルーブラックがお嫌いだとは! 確かに夏目作品にはセピア色が似合う……のか? このことを念頭に置いてまた草枕なんかを読み直してみよう

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