アンドロギュノスの裔
アンドロギュノスのちすじ
初出:「新青年」1929(昭和4)年8月
渡辺温約15分
下級官吏の描写古典の翻案恋愛観の相対化芸術家描写分析的叙情的憂鬱
書き出し
——曾て、哲人アビュレの故郷なるマドーラの町に、一人の魔法をよく使う女が住んでいた。彼女は自分が男に想いを懸けた時には、その男の髪の毛を或る草と一緒に、何か呪文を唱えながら、三脚台の上で焼くことに依って、どんな男をでも、自分の寝床に誘い込むことが出来た。ところが、或る日のこと、彼女は一人の若者を見初めたので、その魔法を用いたのだが、下婢に欺かれて、若者の髪の毛のつもりで、実は居酒屋の店先にあった羊…
2025/08/11
艚埜臚羇1941さんの感想
本稿の 題名は 奇を てらって おり 神話から 想を 得たらしい けど ちすじなる 漢字も 読める 向きは まず いないだろう。金稼ぎに こんな 書き手が いるのには 驚いた。
2018/02/10
ec538f32331eさんの感想
ギリシャ神話で、 人間はアンドロギュノスという雌雄一体の生き物であったが、ゼウスにより雌雄が分割された為、片割れを求めるようになり、それが恋なのだという。不可解な題名の由来は、片割れを求めようとしている男の恋の遍歴? 高嶺の花の女優に長らく片想い、女優の女中と偽った 夜の女 に騙された後、故郷で幼馴染みと幸せな結婚をした。ついに片割れを見つけることが出来た。コミカルでちょっと笑える。
2018/01/14
499d9d7566bbさんの感想
タイトルが気になって読んでみた。 現実はそういうものだよなあと思ったりする。
2015/12/15
b6226aa70d42さんの感想
何だかなぁ?
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