青空文庫

「足袋」の感想

足袋

たび

下宿生活家族不和自己認識貧困叙情的回顧的静謐

書き出し

「比佐さんも好いけれど、アスが太過ぎる……」仙台名影町の吉田屋という旅人宿兼下宿の奥二階で、そこからある学校へ通っている年の若い教師の客をつかまえて、頬辺の紅い宿の娘がそんなことを言って笑った。シとスと取違えた訛のある仙台弁で。この田舎娘の調戯半分に言ったことは比佐を喫驚させた。彼は自分の足に気がついた……堅く飛出した「つとわら」の肉に気がついた……怒ったような青筋に気がついた……彼の二の腕のあた

2019/11/09

19双之川喜41さんの感想

 「足(アス)が太過ぎる」と言われたのを 気にしている。 雲齋底と呼ばれる足袋を 誂えたりして 彼なりに 精一杯 身なりを調えて 教壇に立つ。 応援したくなる。

2017/05/18

180a01さんの感想

一読しただけだとやや分かりにくいかもしれない散文調の小説。まだ書き慣れてない頃の作品だろうか。

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