青空文庫

「鉄面皮」の感想

鉄面皮

てつめんぴ

太宰30
創作背景孤絶文学不信自己認識内省的軽妙鬱屈

書き出し

安心し給え、君の事を書くのではない。このごろ、と言っても去年の秋から「右大臣実朝」という三百枚くらいの見当の小説に取りかかって、ことしの二月の末に、やっと百五十一枚というところに漕ぎつけて、疲れて、二、三日、自身に休暇を与えて、そうしてことしの正月に舟橋氏と約束した短篇小説の事などぼんやり考えていたのだけれども、私の生れつきの性質の中には愚直なものもあるらしく、胸の思いが、どうしても「右大臣実朝」

2024/10/23

時間旅行者さんの感想

厚顔無恥、恥知らず、鉄面皮 いずれも人に指さされて言われたくない言葉だろう でも行いに伴って言われるものだからしかたあるまい どこにも必ずいる 自覚があるのかは知らないが 太宰氏は自らを鉄面皮と称している たぶん…他人からは言われたくない、と考えての言葉なのだろうな

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