青空文庫

「親友交歓」の感想

親友交歓

しんゆうこうかん

太宰38
下層階級の描写喪失と記憶文壇交友自己認識回顧的孤絶鬱屈

書き出し

昭和二十一年の九月のはじめに、私は、或る男の訪問を受けた。この事件は、ほとんど全く、ロマンチックではないし、また、いっこうに、ジャアナリスチックでも無いのであるが、しかし、私の胸に於いて、私の死ぬるまで消し難い痕跡を残すのではあるまいか、と思われる、そのような妙に、やりきれない事件なのである。事件。しかし、やっぱり、事件といっては大袈裟かも知れない。私は或る男と二人で酒を飲み、別段、喧嘩も何も無く

2026/03/28

さんの感想

わがままで横柄であけすけで自慢しいな旧友とのやり取り。 「お前が言うんかい」とツッコミたくなるラストの台詞だが、何故彼はそう言ったのか改めて考えるとちょっと共感するところもある。

2023/04/13

d736737c85beさんの感想

この小説に「親友交歓」とタイトルを付けるのは凄い皮肉。 ちょっと太宰は被害者面し過ぎてる気がしてならない。きっと農夫も太宰のことが気にくわないと思っており、太宰もそれに対して陰湿な反抗をしている。ただ、それをちゃんと小説にしたというのは素晴らしい。

2018/03/29

854870e679e9さんの感想

太宰独特のユーモアについ笑いが。

2017/01/30

08811f60d610さんの感想

最後の一文にこれほどスカッとすることもまあ無いだろうな

2016/01/03

a9b96b015069さんの感想

何度読んでも不快を通り越して笑いに至る話だ。

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