青空文庫

「野分」の感想

野分

のわき

初出:「ホトトギス」1907(明治40)年1月

夏目漱石271
下級官吏の描写文壇交友社会疎外自己認識回顧的孤絶鬱屈

書き出し

一白井道也は文学者である。八年前大学を卒業してから田舎の中学を二三箇所流して歩いた末、去年の春飄然と東京へ戻って来た。流すとは門附に用いる言葉で飄然とは徂徠に拘わらぬ意味とも取れる。道也の進退をかく形容するの適否は作者といえども受合わぬ。縺れたる糸の片端も眼を着すればただ一筋の末とあらわるるに過ぎぬ。ただ一筋の出処の裏には十重二十重の因縁が絡んでいるかも知れぬ。鴻雁の北に去りて乙鳥の南に来るさえ、

2020/11/07

19双之川喜41さんの感想

 筋の 展開についていけないので 当然 伏線も 私には 効が無しとなる。 時間の無駄使いで無いとしたら 議論の箇所は 心に妙にのこった。

2018/07/03

86907b788e63さんの感想

なかなか面白く読んだのだが、最後、あまりにもあっけない終わり方であった。

2016/01/24

850cbf58b5dfさんの感想

野分はだいたい3回位読んでいる。 読書百回というけれど二三回では理解出来ない。 人生の目的が金ではない!と明言しているところに共感。

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