青空文庫

「地図にない島」の感想

地図にない島

ちずにないしま

初出:「ユーモアクラブ」1939(昭和14)年10月

郁二郎33
季節の移ろい日常の非日常都市の異化叙情的静謐

書き出し

一痛いばかりに澄み切った青空に、赤蜻蛉がすーい、すーいと飛んでいた。「もう終りだね、夏も——」中野五郎は、顔馴染になった監視員の、葦簾張りのなかに入りながら呟いた。「まったく。もうこの商売ともお別れですよ……」真黒に陽にやけた監視員の圭さんが、望遠鏡の筒先きに止まっている赤蜻蛉を、視線のない眼で見ていた。夏の王座を誇っていたこのK海水浴場も、赤蜻蛉がすいすい現れて来ると、思いなしか潮風にも秋の匂い

2026/03/06

a1a0e765142eさんの感想

ドクターモローの島を思い出しました。クラシックなSFですね。おもしろかった。手塚治虫の作品にこれと似たようなものがあったような、それとも記憶違いかな

2024/03/30

8eb05d040692さんの感想

古いSF映画のようなストーリーで面白かったです。

2019/03/14

92d6c4f20632さんの感想

一昔前前のSFアニメとか、怪獣映画モスラを思い出しました。 まあ今時の集団型アイドルなんかは、男女関わらず 私には同じように見えるので、蘭先生もそんな思いだったのかな~? この作品もサクッと読めて面白かったです。

1 / 0