青空文庫

「探偵小説の正体」の感想

探偵小説の正体

たんていしょうせつのしょうたい

夢野久作10
怪奇文学批評社会疎外分析的憂鬱軽妙

書き出し

探偵小説はジフテリヤの血清に似ている。ジフテリヤの血清をジフテリヤ患者に注射するとステキに利く。百発百中と云ってもいい位おそろしい効果を以て、ジフテリヤの病源体をヤッツケてしまうらしい。それでいてジフテリヤの病源体はまだ発見されていない。近代医学の威力を以てしても正体が掴めないでいる。つまり薬の方が先に発見されているのに、病気の正体の方が判明しないので、裁判が確定しているのに、犯人が捕まらないみた

2026/02/24

艚埜臚羇1941さんの感想

  ルパンでも ホームズでも 言わば 大人の ミッキーマウスに ほかならない。人々が 現実世界から 逃避するのを 手助け している。なので 読むのに 夢中になり 読み手が 此の世の 憂さを 晴らす ことが 期待されている。このように 定義が とんでもなく 広いので 作者の 煩悶は 拡がって しまう。ということか。と 思い込んだ。

1 / 0