青空文庫

「余興」の感想

余興

よきょう

初出:「アルス」1915(大正4)年8月

鴎外11
下町風土回顧的文壇交友芸術家描写叙情的静謐

書き出し

同郷人の懇親会があると云うので、久し振りに柳橋の亀清に往った。暑い日の夕方である。門から玄関までの間に敷き詰めた御影石の上には、一面の打水がしてあって、門の内外には人力車がもうきっしり置き列べてある。車夫は白い肌衣一枚のもあれば、上半身全く裸※にしているのもある。手拭で体を拭いて絞っているのを見れば、汗はざっと音を立てて地上に灑ぐ。自動車は門外の向側に停めてあって技手は襟をくつろげて扇をばたばた使

2021/08/02

19双之川喜41さんの感想

 畑閣下は 浪花節語りの 追っかけなので 宴で浪花節を 聞かされてしまう。 鴎外は 知行一致の境にある者にも 劣ると 自省する。 唸り声と三味線に責め立てられて やむなく 開眼。

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