青空文庫

「青い顔」の感想

青い顔

あおいかお

三島霜川27
下宿生活内省社会疎外静謐叙情的孤絶鬱屈

書き出し

古谷俊男は、椽側に据ゑてある長椅子に長くなツて、兩の腕で頭を抱へながら熟と瞳を据ゑて考込むでゐた。體のあいた日曜ではあるが、今日のやうに降ツては何うすることも出來ぬ。好な讀書にも飽いて了ツた。と謂ツて泥濘の中をぶらついても始まらない。で此うして何んといふことは無く庭を眺めたり、また何んといふことはなく考込むでボンヤリしてゐた。此の二三日絲のやうな小雨がひツきりなしに降續いて、濕氣は骨の髓までも浸潤

2018/03/28

771ffdjm4985さんの感想

ロシアの小説に出てくるような、理屈っぽい下級官吏を思いだした。

1 / 0