かしはばやしの夜
かしわばやしのよる
初出:「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
宮沢賢治約20分
孤絶童話的ファンタジー自然と人間の冥通叙情的怪奇
書き出し
清作は、さあ日暮れだぞ、日暮れだぞと云ひながら、稗の根もとにせつせと土をかけてゐました。そのときはもう、銅づくりのお日さまが、南の山裾の群青いろをしたとこに落ちて、野はらはへんにさびしくなり、白樺の幹などもなにか粉を噴いてゐるやうでした。いきなり、向ふの柏ばやしの方から、まるで調子はづれの途方もない変な声で、「欝金しやつぽのカンカラカンのカアン。」とどなるのがきこえました。清作はびつくりして顔いろ…
2020/12/07
19双之川喜41さんの感想
次々に 詩の朗読の合戦みたいなことを 繰り広げるのが いにしえの言葉遊びのようでもあり 本当に面白い。 景品を 何にするか なかなか 決まらないのには 吹き出す。
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