月夜のでんしんばしら
つきよのでんしんばしら
初出:「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
宮沢賢治約11分
作家の日常童話的ファンタジー風刺的厳粛叙情的寂寥
書き出し
ある晩、恭一はざうりをはいて、すたすた鉄道線路の横の平らなところをあるいて居りました。たしかにこれは罰金です。おまけにもし汽車がきて、窓から長い棒などが出てゐたら、一ぺんになぐり殺されてしまつたでせう。ところがその晩は、線路見まはりの工夫もこず、窓から棒の出た汽車にもあひませんでした。そのかはり、どうもじつに変てこなものを見たのです。九日の月がそらにかゝつてゐました。そしてうろこ雲が空いつぱいでし…
2024/09/05
8eb05d040692さんの感想
想像すると怖いようで滑稽なような、独特の感じが良かったです。
2023/10/25
15dd400ced93さんの感想
光景が目に浮かぶような作品で、楽しめました。
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