青空文庫

「牛人」の感想

牛人

ぎゅうじん

初出:「政界往来」1942(昭和17)年7月

中島13
古典の翻案怪奇歴史的人物の描写虚構と真実幽玄静謐

書き出し

魯の叔孫豹がまだ若かった頃、乱を避けて一時斉に奔ったことがある。途に魯の北境庚宗の地で一美婦を見た。俄かに懇ろとなり、一夜を共に過して、さて翌朝別れて斉に入った。斉に落着き大夫国氏の娘を娶って二児を挙げるに及んで、かつての路傍一夜の契などはすっかり忘れ果ててしまった。或夜、夢を見た。四辺の空気が重苦しく立罩め不吉な予感が静かな部屋の中を領している。突然、音も無く室の天井が下降し始める。極めて徐々に

2024/01/09

矢部小路角三さんの感想

オーホホホ まるで藤子不二雄Aの漫画のようですなあ モオー!

2021/06/11

19双之川喜41さんの感想

 復讐劇と思うけど 重厚な描写には 心を掴かまれる。 周到に 持続する意思をもって 立ち向かう姿には 妙な 感動がわくと感じた。

2021/05/05

496b7f29770aさんの感想

牛男怖すぎる!!理由のある悪意なら、それらの行動に納得もできるが、理由すら分からずに、じわじわと苦しめられる恐怖は身の毛もよだつ……。エグい、怖い話なのに、一種の爽やかさを感じるのは中島先生だからこそ、なせるわざのように感じました。

2019/11/08

19双之川喜41さんの感想

 旅の途中で  にわかに 懇ろに なった 美婦と 路傍一夜の契りを 結び その時に 出来た 牛に似た男に 後日 なぶり殺されてしまう。一発必中の 諌め。

2019/10/27

b9ef941530ccさんの感想

中島敦の牛人は淑孫豹が死んだ話。

2018/10/10

dbbff704ea83さんの感想

恐ろしい… 相手の懐にはいりこんで、隠しに隠して、最後にとどめをさす悪意。 なにがそこまで牛にさせるのか推察の余地はあるけど明言は一切省かれている点がいっそう怖さを増す

2017/07/17

ホラズムさんの感想

怖い···。 文章だけでここまでゾッとさせる表現力は素晴らしいです。

2016/12/24

f152cd8a3cdfさんの感想

牛には不気味さもあるけれど、周りは冷たくし過ぎ。

2016/11/13

a1b8c2213e2bさんの感想

ゾクッと来る掌編。ヒタヒタと迫る恐ろしさがある。

2016/11/13

ef602d49aad4さんの感想

じわじわと恐怖が迫ってくる……そんな作品です

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