青空文庫

「木蓮」の感想

木蓮

もくれん

内省知性と感性の対立自然観察叙情的静謐

書き出し

白木蓮は花が咲いてしまつてから葉が出る。その若葉の出はじめには実に鮮かに明るい浅緑色をしてゐて、それが合掌したやうな形で中天に向つて延びて行く。丁度緑の焔をあげて燃ゆる小蝋燭を点しつらねたやうにも見える。紫木蓮は若葉の賑かなイルミネーションの中から派手な花を咲かせる。濃い暗い稍冷たい紫の莟が破れ開いて、中からほんのり暖かい薄紫の陽炎が燃え出る。さうして花の散り終るまでにはもう大きな葉が一杯に密集し

2025/07/25

艚埜臚羇1941さんの感想

  花が 先か。葉が 先か。大多数の 人間は 花も 咲かない 葉も 出ない。立ち枯れ のような どうにも もりたてようのない 人生を 漫然と 生きる。含蓄に 富んだ 説明と 感じた。 

2019/07/09

5e9c47c11b5fさんの感想

納得。

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