しゅり
書き出し
村に一人の男があって梨を市に売りに往ったが、すこぶる甘いうえに芳もいいので貴い値で売れた。破れた頭巾をかむり、破れた綿入をきた一人の道士が有って、その梨を積んでいる車の前へ来て、「一つおくれ」と言った。村の男は、「だめだよ」と言って叱ったが道士は動かなかった。村の男は怒って、「この乞食坊主、とっとと往かないと、ひどい目に逢わすぞ」と言って罵った。すると道士は言った。「この車には何百も積んであるじゃ…
杜子春
石清虚
正夢
652a80165a76さんの感想
ケチな男がやりこめられる話