らいほうとうものがたり
書き出し
支那に遊んで杭州の西湖へ往った者は、その北岸の山の上と南岸の湖縁とに五層となった高い大きな塔の聳えているのを見るであろう。そして、南岸の湖縁の丘の上に聳えた赭い塔の夕陽に照された雄大な姿には、わけて心をひかれるであろう。その南岸の雄大な塔は、西湖十景の一つにかぞえられた雷峯塔で、北岸のは保叔塔である。そのうちで雷峯塔は呉越王妃黄氏の建立したものであるが、西湖の伝説を集めた『西湖佳話』では奇怪な因縁…
不動像の行方
黄金の甕
大菩薩峠
652a80165a76さんの感想
蛇だけあって恋も執念深い。