きつねとたぬき
書き出し
燕の恵王の墓の上に、一疋の狐と一疋の狸が棲んでいた。二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の司空張華の博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、馬に乗って出て往こうとすると、華表神が呼び止めて、「君達はどこへ往くのか」と聞いた。華表神とは墓の前にある鳥居の神である。狸は華表神の問いに答えて、「司空の張華と、議論しに往くところだ」と言った。すると華表木の精が、「張司空は才…
誘惑
真景累ヶ淵
狐憑
652a80165a76さんの感想
狐と狸のせいで諌めたのに鳥居の木の精がとばっちり食らう。