青空文庫

「蟇の血」の感想

蟇の血

がまのち

下宿生活下町風土恋愛観の相対化内省的回顧的静謐

書き出し

※三島讓は先輩の家を出た。まだ雨が残っているような雨雲が空いちめんに流れている晩で、暗いうえに雨水を含んだ地べたがじくじくしていて、はねあがるようで早くは歩けなかった。そのうえ山の手の場末の町であるから十時を打って間もないのに、両側の人家はもう寝てしまってひっそりとしているので、非常に路が遠いように思われてくる。で、車があるなら電車まで乗りたいと思いだしたが、夕方来る時車のあるような処もなかったの

2021/03/12

19双之川喜41さんの感想

 寄ってたかって女達が 男をあの手この手で強姦しようとする  もったいないような ありがたいような 筋立てであるけど  うまくいったかどうかは よく 分からず 高文の受験生 が 空き家で変死した との 記事が着地点である。 味はあると思った。

2021/03/11

b53e79cfe52cさんの感想

怪奇小説ですが色気がある分読みやすいですね。

2016/10/31

652a80165a76さんの感想

三島は怪しいものに好かれる人種だったのでしょうか。 野狐と呼ばれる娘と関係を持ち、出掛けに怪しい他の女にも目をつけられる。 なんとか帰ろうとするが奇怪な死に方をして終わる。 最初に関係した女は狐だったかもしれないが、誘惑されながらもその女のもとに一途に帰ろうとする三島の気持ちは女に弱い男心と情けに踏みとどまろうとする様が見て取れます。

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