青空文庫

「小志」の感想

小志

しょうし

初出:「朝日新聞 第二二一六三号」1947(昭和22)年11月17日

太宰1
宗教的葛藤死の受容自己認識内省的孤絶憂鬱

書き出し

イエスが十字架につけられて、そのとき脱ぎ捨て給いし真白な下着は、上から下まで縫い目なしの全部その形のままに織った実にめずらしい衣だったので、兵卒どもはその品の高尚典雅に嘆息をもらしたと聖書に録されてあったけれども、妻よ、イエスならぬ市井のただの弱虫が、毎日こうして苦しんで、そうして、もしも死なねばならぬ時が来たならば、縫い目なしの下着は望まぬ、せめてキャラコの純白のパンツ一つを作ってはかせてくれま

2023/07/12

decc031a3fabさんの感想

色々現在も言われている人だけれども、自分の生や死は、自分一人の体験談に留まらず、誰かに影響を及ぼしているに違いないし、そう思わなければやってられないって気持ちがあったのだろうな。アピール過多なところが鼻につくが、打算と正直さとの間を行ったり来たりしているうちに、疲れを隠せなくなっているように見える。

2022/04/06

55a46acd66adさんの感想

日本人の変態文化が伺える。

2021/08/28

9e2af6ed5187さんの感想

ユーモアのある人だ

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