青空文庫

「食通」の感想

食通

しょくつう

初出:「博浪沙 第七巻第一号」1942(昭和17)年1月5日

太宰2
下町風土作家の日常文壇交友回顧的軽妙

書き出し

食通というのは、大食いの事をいうのだと聞いている。私は、いまはそうでも無いけれども、かつて、非常な大食いであった。その時期には、私は自分を非常な食通だとばかり思っていた。友人の檀一雄などに、食通というのは、大食いの事をいうのだと真面目な顔をして教えて、おでんや等で、豆腐、がんもどき、大根、また豆腐というような順序で際限も無く食べて見せると、檀君は眼を丸くして、君は余程の食通だねえ、と言って感服した

2023/06/09

15dd400ced93さんの感想

太宰の作品のどれも、ひとつのテーマを奥深く観察するというか、吟味して、心の動き、身体の動き、息づかいまで聞こえてくるような、言葉が紡がれていて、リアルに胸に迫ってきます。

2021/04/06

8b1ca2cddc7cさんの感想

友人との仲の良さや、周りの人をしっかり見ている太宰治ならではという感じがしました

2021/02/06

97734da3051cさんの感想

カレーが好きなんですね。 わたしも安くて美味しいものをたくさん食べたい。値段やしきたりを気にしながら食べる食事はほっとできないから。食通というより権威通という感じがして情けないし後ろめたいです。 それはそうとカレーが食べたくなりました。

2016/03/20

イリュージョン亭チェリスさんの感想

食通は大食いのこと。

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