青空文庫

「満願」の感想

満願

まんがん

太宰4
下宿生活喪失と記憶文壇交友病中苦悩叙情的回顧的静謐

書き出し

これは、いまから、四年まえの話である。私が伊豆の三島の知り合いのうちの二階で一夏を暮し、ロマネスクという小説を書いていたころの話である。或る夜、酔いながら自転車に乗りまちを走って、怪我をした。右足のくるぶしの上のほうを裂いた。疵は深いものではなかったが、それでも酒をのんでいたために、出血がたいへんで、あわててお医者に駈けつけた。まち医者は三十二歳の、大きくふとり、西郷隆盛に似ていた。たいへん酔って

2026/03/26

さんの感想

怪我で病院に駆け込んだら医者か泥酔して現れた事に大笑いし、その後友人になる豪胆さよ。

2025/11/01

10da113d00bbさんの感想

美しい日常賛美。平凡な日常の中のきれいな瞬間が丁寧に描写されている。

2020/11/08

19双之川喜41さんの感想

 改題すれば 「解禁」では 鮎つりみたいなのでなし。 「いいよ」は 余韻がない。 飲み助の医者と意気投合して 太宰は 執筆がてら楽しい日々を 送る。 長く続けば よかったのに 惜しまれると感じた。

2020/10/07

yopparariさんの感想

文章は素敵だったけど、私のレベルが低くて内容が良くつかめなかった。

2020/07/31

0abf977de31bさんの感想

大学の先生に薦められた作品。太宰といえば「人間失格」の暗い印象しかなかったが、これを読んで印象を見直した。「ヴィヨンの妻」も読みたい。

2020/07/05

8aac5930a827さんの感想

ラストの一文の意味がわからない。 誰に対する、どういう「差し金」?(笑) このラスト、無くても成立してると思う。

2017/11/15

e961436dbe03さんの感想

これ、大好き。ほんとうに美しい。

2016/05/12

芦屋のまーちゃんさんの感想

患者も患者なら、医者も医者だ。 コントだ! 酔っ払って、怪我して病院に行ったら、同じく酔っ払った医者が診察に現れるなんて! そりゃ笑うわ。

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