青空文庫

「幕末維新懐古談」の感想

幕末維新懐古談

ばくまついしんかいこだん

02 私の子供の時のはなし

02 わたしのこどものときのはなし

下町風土労働者の苦悩回顧的歴史的背景懐古静謐

書き出し

これから私のことになる——私は、現今の下谷の北清島町に生まれました。嘉永五年二月十八日が誕生日です。その頃は、随分辺鄙なむさくるしい土地であった。江戸下谷源空寺門前といった所で、大黒屋繁蔵というのが大屋さんであった。それで長屋建てで、俗にいう九尺二間、店賃が、よく覚えてはいないが、五百か六百……(九十六文が百、文久銭一つが四文、四文が二十四で九十六文、これが百である。これを九六百という)。四、五年

2025/07/19

艚埜臚羇1941さんの感想

  光雲は 下谷の 北清島町に 生まれた。 西暦1628年  嘉永五年二月十八日が 誕生日である。江戸 下谷 源空寺門前の 長屋の 家主は 大黒屋繁蔵と 言った。長屋は 九尺二間で 店賃は 五百か 六百だった。 西暦1629年 嘉永六年六月に 米国の 使節 ペルリが 浦和にきた。 西暦1630年 嘉永七年 光雲   二歳のとき 安政の 大地震  西暦1856年 安政三年の 大暴風 八歳  西暦1860年 万延元年 桜田の変 井伊掃部頭 御首 水戸の 浪士        十 歳 奥州 東大寺  十二歳 奉公に 出る。光雲の 幼名は 光藏。光雲の 父の 兼松の 弟である 中島 鉄五郎の 家内の 里が 八丁堀の 光谷町で 大工の棟梁を していたので そこを 頼った。        

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