いかほみやげ
書き出し
にはかに思ひ立つて伊香保まで出掛けた。日頃わたしは避暑の旅に出たこともなく、夏は殆んど東京の町中に暮してゐるが、そのかはり春蚕、秋蚕の後の骨休めを心掛ける農家の人達のやうに、自分の仕事の合間を見てはちよい/\小さな旅に出掛ける。わたしの足はよく湘南地方へ向く。湯河原あたりへはよく二三日の保養に出掛けて、あの温泉地で長い仕事の疲れを忘れて来る。これは僅かの時間で気軽に行き得るためでもある。ことしの六…
突貫紀行
鳳来寺紀行
滑川畔にて
艚埜臚羇1941さんの感想
名物のチマキ饅頭 刻み煙草入れなどが この温泉場の 土産物であった。徳富芦花についての 噂話しを 土産話とする。仕事疲れを みずからをねぎらいに行く 湯治なので ひたすら ごろごろ 過ごす。裏山師。