青空文庫

「結婚難並びに恋愛難」の感想

結婚難並びに恋愛難

けっこんなんならびにれんあいなん

初出:「婦人の国」1925(大正14)年7月

古典の翻案恋愛観の相対化風刺的叙情的回顧的

書き出し

あなたがたはゼライイドの話を知つてゐますか?ゼライイドは美しい王女です。何でも文献に徴すれば、足は蝋石の如く、腿は象牙の如く、臍は真珠貝の孕める真珠の如く、腹は雪花石膏の甕の如く、乳房は百合の花束の如く、頸は白鳩の如く、髪は香草の如く、目は宮殿の池の如く、鼻は城門の櫓の如くだつたと言ふのですから、万人に一人もない美人だつたのでせう。このゼライイドも年ごろになるにつけ、誰か然るべき相手を定めて結婚す

2023/09/20

鍋焼きうどんさんの感想

王女に相応しい、又は欠点の全くない結婚相手を選ぼうというそもそもの考えに無理がある。政略結婚でなければ問題はない。蓼食う虫も好き好き。

2019/10/26

19双之川喜41さんの感想

 昔も今も 苦労の種はつきない。 エジプトの王子様に 白羽の矢をたてたのに 水浴中に 鰐に喰われてしまった。 原典にあたらねばと 決すると 手強く 生きてるうちには 結婚は無理となる。 王女の恋人を 知ったら 腰が抜けるかもしれないと思った。

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