青空文庫

「雨の夜」の感想

雨の夜

あめのよ

回顧的季節の移ろい孤絶叙情的静謐

書き出し

庭の芭蕉のいと高やかに延びて、葉は垣根の上やがて五尺もこえつべし、今歳はいかなれば斯くいつまでも丈のひくきなど言ひてしを夏の末つかた極めて暑かりしに唯一日ふつか、三日とも数へずして驚くばかりに成ぬ、秋かぜ少しそよ/\とすれば端のかたより果敢なげに破れて風情次第に淋しくなるほど雨の夜の音なひこれこそは哀れなれ、こまかき雨ははら/\と音して草村がくれ鳴こほろぎのふしをも乱さず、風一しきり颯と降くるは彼

2026/02/13

艚埜臚羇1941さんの感想

  離れたところから 雨音が次第に近づいてくる 夜に 老いたる親の 痩せた肩を 揉みながら 骨が 手に触れたり する。 このような 夜には 心細さが つのる。縫い物を 習った 手が 肩を 揉み抜く。随所から 文才が 漏れ 伝わるのは 凄い ことと 感じ入った。 

2025/05/31

95657acce5cfさんの感想

日記ででもあろうかと思わせる 風情と、自然描写が秀逸である。 一葉の日々の一場面を垣間見たように感じる。

2020/07/27

金木犀の栞さんの感想

難解な文章なので解りにくい。

2017/06/22

b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉の雨の夜は、親を気遣う文章だが、口語文と古文スタイルの混ぜ合わせ。分かりにくい。

2015/06/22

b7082e3c110dさんの感想

雨の夜に思い出す昔 過去に何かしら置き忘れたような気がする そんな不安と寂しさに襲われ時に涙する そうやって大人になる人生もある …そんなことを考えさせられた作品でした

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