青空文庫

「桃太郎」の感想

桃太郎

ももたろう

初出:「サンデー毎日 夏期特別号」1924(大正13)年7月

内省古典の翻案文壇交友不条理叙情的

書き出し

一むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。大きいとだけではいい足りないかも知れない。この桃の枝は雲の上にひろがり、この桃の根は大地の底の黄泉の国にさえ及んでいた。何でも天地開闢の頃おい、伊弉諾の尊は黄最津平阪に八つの雷を却けるため、桃の実を礫に打ったという、——その神代の桃の実はこの木の枝になっていたのである。この木は世界の夜明以来、一万年に一度花を開き、一万年に一度実

2023/12/10

95f9c5156583さんの感想

帝国主義、侵略戦争を批判した痛烈なブラックユーモア小説。

2023/12/10

矢部小路角三さんの感想

これはアウトレイジだな。 奪うし、犯すし、皆殺しだ、コノヤロー。 鬼が何したっかって? しるか、んなこと! ナメたこと言ってると、テメェも殺っちまうぞ、バカヤロー!

2023/08/28

1d28328c9d10さんの感想

何回読んでも好き。

2023/03/03

8a025169fc91さんの感想

面白かった。

2023/03/02

cbeb8d424306さんの感想

たいへん奥の深い物語になっている。読み手の立ち位置によりいろんな解釈ができる。いずれにせよ当時の社会情勢と無縁ではない気がする。作者の良心を感じます。

2022/04/05

515ea6303594さんの感想

太宰治が「桃太郎だけは書けない」とお伽草子で書いていた様に思うが、敬愛する芥川が書いていたからだろうか。いかに、ユーモアのある作家かが解る。一読の価値あり。

2022/03/29

不夜嬢さんの感想

読了(2022/03/30 05:47:46) クロスオーバー改変系昔話 お団子ひとつに命を賭ける物好きなんていない 八咫烏は現代にも桃の実を落としたかもしれない。 侵略戦争は怨恨の鎖。

2020/12/02

19双之川喜41さんの感想

 蹴球でお馴染みの ( 八た鴉)が 突っついたので 太郎が落ちてきたとは しらなんだ。 仕事がいやで 退治にでた。 黍団子 日本一かは 判らない。 鬼の若者たちは 島の独立計画をたて 椰子の実の爆弾を 作り始めた。 黄泉の国からの 桃の巨樹の描写が 意表を突く。

2020/09/13

36cd9b492776さんの感想

昔話桃太郎と逆転の視点で書かれたストーリー展開が面白かった。 芥川流と言えようか… 人間の業にぐっと迫る一度は読むべき物語

2020/08/22

2826ec68c407さんの感想

なんか昔話通りじゃない展開ですね 当然ももたろが英雄よりも悪党みたいです

2020/07/01

D@梟さんの感想

ちょっとちょっとみなさまワイルドすぎじゃないすか笑 芥川先生これは人間への警告ですかね…

2020/01/19

7330d513f678さんの感想

日本人であればほぼ全ての年代が知っている昔話の桃太郎。 現代人への皮肉を込めて隙間を補完した物語。 話の大筋は全く変わっていないのに、桃太郎への評価が激変する。 やはり芥川竜之介はすごい作家である。

2018/11/01

朝起亭小便さんの感想

まさに子供に読ませたくない桃太郎ですね。最高です。 話のマクラはひたすら美しいのにあとは惨劇とでも言うべきか。芥川らしい作品だと思います。

2018/03/22

青空文子さんの感想

一般的な桃太郎より面白かった。

2018/03/14

b221989c280cさんの感想

とても面白かった こいつは鬼だ

2018/03/05

6339415e119cさんの感想

こういうこと思う人って昔からいたのね

2018/02/27

9b3507e5e345さんの感想

これだけ人間の汚さを読みやすく表した本は無いと思う。教育評論家に批判されること覚悟で絵本にして日本中の子ども達に読ませてあげたいです。これ、漫画家や児童作家募集したら誰か書いてくれるんじゃないかな。青空文庫児童書バージョンとかむりですかね?

2017/11/13

にほんむかしななしさんの感想

子供に読ませたくない桃太郎としてはトップクラスですね!もちろん褒め言葉ですよ。 始まり方は美しいのにきび団子のやり取りあたりで不穏な空気を感じて、そこから一気にラストまで笑いながら読める。

2017/10/05

f6981ec0aaa8さんの感想

これは当時進んでいた資本主義、帝国主義への批判だと感じた こうして一見面白いユニークな話の中で世の中への風刺を含ませる 流石だと思った

2017/08/28

810dfc5a7f02さんの感想

作者が違えば、作品もがらっと変わるところが面白い。

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